児童養護施設博愛社いずみ

「児童養護施設博愛社いずみ」は、2016(平成28)年に国から家庭養育優先を理念とした「新しい社会的養育ビジョン」が発出されたことを受け、小規模化の一環として児童養護施設博愛社から分園し、基本理念であるキリスト教の「隣人愛」の精神にたち、2023(令和5)年4月1日に博愛社敷地内に開設しました。

〒532-0028 大阪市淀川区十三元今里3-1-72 TEL: 06-6459-9981

お知らせNEWS

施設の特徴

いずみ(泉)は地中から自然に湧き出ているところであり、湧き上がるイメージを持ちました。そして泉を中心に周りには様々な植物が生い茂っており、泉の周りに生い茂る植物を、四季を表す植物になぞらえて、こどもたちが元気に育つことを願い、ホーム名を「桜(さくら)」「向日葵(ひまわり)」「紅葉(もみじ)」「椿(つばき)」と決め、それぞれのホーム名にちなんだ植物が敷地内に植わっており、こどもたちの日々の成長を見届けています。

施設の目的

児童養護施設は、様々な理由で家族と離れて暮らさなければならないこどもたちの暮らしの場です。2018年度より「自律した社会人になるための支援」を事業方針に掲げ、個性を活かした生活を通して、自立の精神を養い、社会を担う一員に成長するように支援しています。

施設のご案内

博愛社いずみは、6名の男子棟が2棟、6名の女子棟2棟の定員24名の児童養護施設です。
1階にこどもたちの居室6室とショートステイの居室1室、事務室があり、2階にキッチン、リビング、ダイニング、浴室があります。少し違和感のある造りかもしれませんが、「こどもたちが過ごすことが多い空間を陽当たりの良い場所にしよう」と計画段階から決めており、敢えて2階にリビング、ダイニングを設けました。
2階で食卓を囲みにぎやかな雰囲気の中で暮らしていく中で、こどもとの会話を大切にし、そして会話を楽しみながら一緒に食事作ったり、お兄ちゃん・お姉ちゃんが下の子どもの面倒をみてくれたり・・・、時間にとらわれずにこども自身が生活(日課)を組み立て、暮らしていけるよう見守っていきます。
児童養護施設博愛社いずみとして大切にしていることは、大人とこどもたちが一つとなった「家」づくりを目指すことです。

  • ケアハウスの入居者さんと歩くこどもたち

    ケアハウスの入居者さんと歩くこどもたち

  • 中庭の掃除の様子

    中庭の掃除の様子

  • 食事のお手伝いの様子

    食事のお手伝いの様子

  • 食事中の様子

    食事中の様子

  • 椿ホームのダイニング

    椿ホームのダイニング

  • 椿ホームのリビング

    椿ホームのリビング

  • こどもたちのお部屋の様子

    こどもたちのお部屋の様子

  • 戸建てのホーム

    戸建てのホーム

  • プレイルームの様子

    プレイルームの様子

  • 相談室

    相談室

  • 地域交流スペース

    地域交流スペース

  • 博愛社いずみ

    博愛社いずみ

施設長あいさつ

地域のオアシス的な役割を担えるような施設にしていきたいと考えています

 想像してください。旅行で数日家を空けて久し振りに自宅に戻って来た時のことを・・・。
 

 おそらく「安心する」、「ホッとする」のではないでしょうか?


 その「ホッとする」の場所になるためには、周りに信頼できる大人がいて、様々な気持ちを共有できる仲間がいて、安心安全に暮らすことができることで憩いの場、すなわち落ち着く居場所となるのではないでしょうか。その場を「オアシス」と例え、柔らかいことばに言い換えた時に「いずみ」という言葉が我々の目指すケアを表していると考えました。


 社会福祉法人博愛社の児童養護部門では「自律した社会人になるための支援」を事業方針としています。そこで博愛社いずみでは、こどもたちが自己判断・自己決定・自己責任のできる社会人となるために「自主性を育み、主体性を養うことができる支援」を支援目標に掲げ、
①時間に捉われない生活
②失敗が許される環境
③様々な経験を通した学び
④職員と子どもが意見を出し合い一緒に築く家
⑤小規模だからこその手厚いケア

の⑤項目に取り組み、2024年度からは新たに⑥として「こどもたちが意見表明しやすい環境づくり」に努めます。そのために各関係機関と連携を図りながら、大人とこどもが信頼関係のもと、博愛社いずみでの生活に安心感を得られ、居場所となれる「家づくり」を目指し、こどもたちのオアシスとなれるように努めます。


 そして、博愛社いずみだけでなく、博愛社全体のオアシスとなり、ひいては地域のオアシス的な役割を担えるような施設にしていきたいと考えています。


 最後に何よりも大事なことは博愛社の児童部門として本体施設、地域小規模と共通認識を持ち、同じベクトルに向かい、本質を見失わないようにしなければなりません。そのためには事業方針を本体施設と共通の「自律した社会人になるための支援」とし、本体施設の施設長、主任、副主任と連携を図って施設の運営に取り組みます。

児童養護施設博愛社いずみ 施設長梶川 靖夫

スタッフ紹介

居心地が良い、ホッとできる場を提供できるように努めています

(主任 )

2023(令和5)年4月に児童養護施設博愛社から分園し、博愛社いずみが開設しました。戸建てに6人が暮らしており、幼児~高校生が一緒に生活をしています。泣いている幼児さんを高校生があやし声をかけている姿を見ると、一般のご家庭にある風景と変わりないのでは・・・と感じることもあります。賑やかな生活の中で、何気ない言葉・振る舞いを取りこぼすことなく、キャッチし寄り添うことを大切にしています。事業方針である「自律した社会人になるための支援」を念頭に置き、居心地が良い、ホッとできる、安心・安全な場を提供できるように努めています。

こどもたちの頑張りや良いところを認めることを大切にしています

(2年目職員 )

博愛社で生活をするこどもたちが「見守ってもらえている」という安心感を持つことができるよう、常に笑顔でこどもたちの個性や気持ちを尊重した関わりを心がけています。また、小さなことでもこどもたちの頑張りや良いところを認め、褒めることも大切にしています。

この春から児童指導員として働く中で、対応の難しさに悩む時もありますが、どんな些細なことでも先輩職員に相談しサポートをしていただきながら、こどもたちと共に成長していけるよう日々努力しています。

こどもたちの成長を見守れることにやりがいを感じています。

(5年目職員 )

博愛社に入社して4年目を迎え、博愛社いずみの職員としてこどもと密に関わりながら日々を過ごしています。少人数の生活になり、こども一人ひとりと向き合う時間も増えて一緒に買い物へ出かけたり、ご飯を作ったりとゆったりとした時間を過ごしています。少人数だからこそ時にはぶつかることもありますが、こどもの意見を受け止め尊重しながら関係性を築いています。また、こどもたちが達成したこと、頑張ったことには一緒に喜び、悩みや悲しいことがあれば話を聞いたり一緒に考える時間を作り、こどもたちの喜怒哀楽ある表情や元気いっぱいのこどもたちの成長を傍で見守ることができる仕事にやりがいを感じています。

施設概要FACILITY

施設名

博愛社いずみ

類型

児童養護施設

設置主体

社会福祉法人博愛社

理事長

畑野 研太郎

施設長

梶川 靖夫

開設年月日

2023(令和5)年4月1日

定員

24名

建物構造

木造2階建て

職員数

施設長・保育士・児童指導員・事務員・調理員等・自立支援担当職員・個別対応職員・家庭支援専門相談員・心理療法担当職員・里親支援専門相談員

(正職24名、非常勤職員16名  2024年4月1日現在)

住所

〒532-0028 大阪市淀川区十三元今里3丁目1番72号

連絡先

電話 06-6459-9981(代) / FAX 06-6459-9982(代)

メールアドレス

izumi@hakuaisha.com

アクセスACCESS