特別養護老人ホーム博愛の園

『特別養護老人ホーム博愛の園』は、『ケアハウスはくあい』と共に1998(平成10)年に開設された、博愛社として初めて取り組まれた高齢者事業です。
2006(平成18)年度より、宅老所の方々の活動から学び、『障がいがあっても、認知症になっても、施設に入っても、地域で普通に暮らす』を基本方針に、従来型ではありますが、規定の職員配置よりも多く配置し、ユニットケアに取り組み始めました。
2011(平成23)年度からは、より良い食事づくりのために厨房を直営化し、手間暇かけた玄米やより新鮮な食材を活用しています。居室には家具の持ち込みや使い慣れた思い出の品々をご持参されることで、ご家庭に近い環境で生活していただきます。

〒532-0028 大阪市淀川区十三元今里3-1-88 TEL: 06-6301-8901

お知らせNEWS

施設の特徴

開設当初、当時は珍しかったユニットケアを想定したしつらえを活かし、小規模のケアに取り組み、その人らしい暮らしを支えるべく、さりげなく一緒に過ごしています。

8つの取り組み

職員を増員し、ユニットケア

ケアワーカーを基準よりも増員し、夜勤を除くすべての業務を各ユニットで完結出来るようにしました。小規模化により、より細やかな対応が出来ます。各ユニットにユニット費を設け、必要な時に早急に買い物や行事を行うことが出来ます。

日中、施錠はいたしません

フロアやエレベーター、玄関を施錠して、お年寄りを閉じ込めることは不適切と考えています。お年寄りは囚人ではありません。外出や帰宅を強く希望される方には、出来る限り一緒に外出するようにしています。

しつらえの変更

各ユニットの職員の気づきから、職員がお年寄りと一緒に過ごすことが出来る様に、生活環境を家庭的に変更しています。自宅と同じように、靴を脱いでくつろいで過ごすユニットもあります。

食へのこだわり 

厨房の直営化により、食材・調理方法を見直し、より美味しい食事を提供しています。体に良いとされる玄米を、手間をかけて美味しくしたり、お寿司の日を設け、ごちそうを召しあがってもらっています。また、ユニットでの調理の機会を多くすることで、お年寄りに五感で楽しんでいただく食事作りに取り組んでいます。

看取りケアの実施

看取りケア(ターミナルケア)を実践しており、終末期を迎えられた時に、入院による治療を望まれるのか、慣れ親しんだ施設で最期まで過ごされるのか、ご本人、ご家族としっかり話し合ったうえで方針をお決めします。

全国の仲間の施設との繋がり

東日本大震災を教訓に、災害時の連携・支援の広域ネットワーク【おたすけネット】の構築に参画しています(西日本事務局担当)。いざという時には全国の仲間の施設から応援があります。

家族会との協力

当施設には家族会があり、施設運営の大きな支えとなっています。同じ家族同士で話し合える場であり、施設に対する応援や要望をいただいています。月に1度は、喫茶コーナーで「G & Bar」(爺安堵婆)を開店し、お酒も入って交流が深まります。

動き出しはご本人から

お年寄りが本来出来ていることを、ケアワーカーの過剰な介護でその能力を奪わないように、お年寄りの動き出しを待つように心がけています。そのために、研修において介護の仕方をビデオに撮り、関わり方の改善を図っています。

施設利用基準

寝たきりや認知症の方で、在宅での介護が困難な方。入居については、
原則『要介護3』以上の方となっています。
入居の必要性が高いと認められる優先順位を、毎月入居調整会議にて検討しています。
暮らしの継続という視点から、特にご近所にお住まいの方を優先的に考えています。

施設のご案内

5階建ての建物のうち、博愛の園は1~3階を利用しています。4階はケアハウスはくあい(定員29名)です。博愛の園は従来型の施設ではありますが、1998(平成10)年の開設時よりグループケア(ユニットケア)を行えるように、7つのデイルームに台所や浴室大小合わせて6ヶ所設置し、小グループ(12名程度)で日常生活が行えるような設備となっています。また、4人部屋もパーテーションで区切り、各部屋にベランダへの扉があり、個室化しています。個室も27室あり、各部屋にトイレが設置され、プライバシーへの配慮を行っています。

  • 居室

    居室個室は27室あり、4人部屋もパーテーションで仕切られて、プライバシーへの配慮を行っています。

  • 5F 屋上の庭園

    5F 屋上の庭園菜園もあり入居者の方々も世話をされています。

  • ユニット入口

    ユニット入口各ユニットの入口は手作りの木枠の玄関が迎えてくれます。

  • 食堂・ディルーム

    食堂・ディルームユニットによって広さやしつらえは
    変わります。

  • 1Fお祈りの場

    1Fお祈りの場昔の道具とならんで多様な宗教のお祈りの場があります。

  • 1F喫茶室

    1F喫茶室ボランティアさんが香り高いコーヒーをいれてくれます。

  • 1F地域交流センター

    1F地域交流センターリハビリ体操や地域交流行事が
    行われます。

  • 1F談話室

    1F談話室グラフィックアーティスト三浦啓子さん制作のステンドグラスが飾ります。

  • 1F受付

    1F受付事務所職員の顔写真を
    提示しています。

フロア階 施設内容
5F 屋上庭園・洗濯室
4F ケアハウス  個室26室 2人部屋2室
3F 特別養護老人ホーム 個室15室 2人部屋1室 4人部屋5室
2F 特別養護老人ホーム・ショートステイ 個室15室 4人部屋5室
1F 特別養護老人ホーム 個室1室 4人部屋3室
事務所・診療所・地域交流センター・厨房・談話室・和室・喫茶コーナー

各種必要書類は、PDFを下記よりダウンロードしてご利用ください。

施設のご利用料金について

特別養護老人ホームの月額利用料は、入居者本人と扶養義務者(妻・夫・子どもなど)の
負担能力に応じて月々の支払額が設定されます。 ※2019(令和元)年10月~

要介護度 1 2 3 4 5
第1段階 個室は¥34,220 多床室は¥24,300
第2段階 個室は¥40,110 多床室は¥38,560
第3段階 個室は¥70,170 多床室は¥56,220(要介護1のみ個室は¥69,936。多床室は¥55,986)
第4段階 ¥118,916 ¥101,556 ¥121,427 ¥104,067 ¥124,000 ¥106,640 ¥126,511 ¥109,151 ¥128,960 ¥111,600
利用者負担段階区分 個室 多床室 個室 多床室 個室 多床室 個室 多床室 個室 多床室

※2割(3割)負担は、基本的に第4段階のみ。一律、個室は¥137,710多床室は¥120,350

※第1〜3段階の方は、介護度が変わっても負担額はほぼ変わりません。

サテライト特養清心館との比較は、下記のリンクボタンをクリックしPDFをご覧ください。

清心館との比較の詳細ページダウンロード

PDFダウンロード
清心館との比較の詳細は、上記リンクボタンを押して下さい。閲覧するには、Adobe acrobat readerが必要です。

施設長あいさつ

「動き出しはご本人から」の考え方を
基本にお一人、お一人に合ったケアを
目指します

1998(平成10)年4月、特別養護老人ホーム博愛の園は開設されました。20年以上前の設計ですが、ユニットケアを意識した設えなので、現在も活用できています。開設当初は、特養におけるユニットケアなど理想論で、見学に来られた他の施設関係の方からは、「こんな建物作っても、現実的ではない」と揶揄されたそうです。その後、時代が追いかけてくるかのように、介護は小規模が主流となりました。しかし、設えが変わり、生活の形は変わっても、生活の質が依然としたままでは、意味がありません。
小規模であるがゆえに、よりお一人お一人に合った関わりが出来るはず。博愛社の高齢者事業では「動き出しはご本人から」の考え方を基本に、お年寄りの動きを待って、残されたお年寄りの能力を専門職が奪ってしまう事のないように心がけています。ご本人が体を動かそうとしていることを無視し、介助者の一方的なケアは、毎日の繰り返しの中で徐々にご本人の主体性と能力を奪ってしまいます。少し待って、ご本人の動きを気に掛けることが出来るケアを目指しています。

特別養護老人ホーム 博愛の園 施設長川田 誠

スタッフ紹介

ご家庭の中で身近にある環境作りを
心掛ける等、各ユニット毎に取り組みが
進んでいます

博愛の園は児童養護施設博愛社の小舎制をモデルに、施設内グループホームの集合体として設計され現在で言う所のユニットケアを行える施設となっています。しかしオープンしてからしばらくは、運営方法の違いや人員配置の問題から設備も活かし切れず、従来型のケアに終始した時期もありました。2006(平成18)年より「障がいがあっても、認知症になっても(施設に入っても)、地域で普通に暮らす」という運営方針を明確にし、より家庭的なお年寄りの生活を実現するために従来型ではありますが、ユニットケアを本格的に取り組み直しています。職員の増員し日勤帯を完全ユニット化し、食事作り・厨房の直営化等の食への取組み、素足で過ごして頂けるユニット作りやお花や観葉植物・洗濯機や冷蔵庫など、ご家庭の中で身近にある環境作りを心掛ける等、各ユニット毎に取り組みが進んでいます。
ケアの面では介護技術の向上だけでなく、その人らしさを大切にしたケアについて研修等を通し学び、日々取り組んでいます。

介護主任石本 栄博

あなたの笑顔が見たいから

「おはようございます。」入居者様に笑顔でお声掛けすると、ほとんどの方が笑顔で「おはようございます。」と返してくださいます。その何気ないやり取りで、お互いに幸せな気持ちになります。笑顔には、免疫力アップ、ストレス解消、幸せな気持ちになる等、さまざまな効用があります。その一つに笑顔の伝染というものもあります。人は本能的に笑顔で接してくれる人を味方とみなし、周囲も笑顔であふれ幸福感に満たされるというものです。認知症を患われている入居者様にとっても笑顔は、大切な治療薬の一つと言えるでしょう。お声掛けからいただく表情から、今日はちょっといつもと違うなあ、、、と、体調を知ることもできます。看護師も積極的に入居者様の生活歴を知り、それを踏まえての趣味のお話等から笑顔をいただくこともあります。
「あなたの笑顔が見たいから」をポリシーとし、博愛の園看護師一同「明るく、やさしく、さりげなく」入居者様を見守らせていただきたいと思っております。ご家族様におかれましても、心配ごと、ちょっと聞いてみたいこと等ありましたら、ご遠慮なくお声掛けください。笑顔でお待ちしております。

看護主任大森 奈保子

博愛の園でのお食事は『家庭らしい料理』を
モットーに、日々提供しています

シンプルでお年寄りの嗜好に沿ったもの、毎日食べても飽きの来ない様に味付けに変化を出したり、季節感を感じられる食材を取り入れ、見た目の色合いにも配慮しながらの献立作成を心掛けています。また、食の取り組みの一環として、身体に良い物を美味しく取り入れて頂きたい想いと、お年寄りの健やかな毎日の生活に役立てればと白米とは別でお好みで選んで頂ける様に、100%の玄米ご飯の提供にも力を入れています。
その他に夏は猛暑に対抗し、涼しく召し上がれる全国ご当地素麺を、冬には暖かいお鍋を皆さんで囲み、定期実施の大阪名物お好み焼きの日はお年寄りの目の前で焼いて召し上がって頂きます。職員調理の『寿司の日』は1ユニット制の小規模なバイキングスタイルで、普段の食事よりたくさんの量の握り寿司を選ばれ、ほおばられる様子からも、特に反響の大きいイベントです。このように食事を楽しんで頂ける工夫や、待ち遠しく思ってもらえるメニュー作りに取り組んでいます。

管理栄養士青木和美

施設概要FACILITY

施設名

特別養護老人ホーム 博愛の園(従来型)

設置 主体

社会福祉法人 博愛社

理事長

長野 泰信

施設長

川田 誠

開設日

1998(平成10)年4月1日

入居 定員

73名(6ユニット)/ショートステイ12名(1ユニット)

職員数

84名
施設長1名/介護職員48名(常勤換算約39名)/介護支援専門員1名/相談員2名/看護師6名 (常勤換算約3.9名)/管理栄養士1名/機能訓練指導員1名/事務・厨房・管理・管直 他24名

事業所番号

2799100235

住所

〒532-0028 大阪市淀川区十三元今里3-1-88

連絡先

電話 06-6301-8901 / FAX 06-6301-8907

その他

介護職員処遇改善加算Ⅰ・特定処遇改善加算Ⅰ 取得

アクセスACCESS

阪急電鉄「十三」駅より徒歩約15分
大阪シティバス、阪急バス「十三元今里」「田川通」停留所より約3分