高齢者部門

運営方針

特別養護老人ホーム写真

 博愛の園は、法人創立1890年の歴史を持つ博愛社の「隣人愛」の精神を理念に掲げ運営に取り組んでいます。

 博愛の園では2006年度より、宅老所の方々の活動から学び『障がいがあっても、認知症になっても(施設に入っても)、地域で普通に暮らす』を基本方針に再度ユニットケアに取り組み始めました。

2010年度より【食と手当てと看取り】の学習会に参加し、博愛の園の食事・看護・ターミナルケアの見直しに取り組んでいます。

2011年度より厨房を直営化し、五感で楽しんで頂く食事作りを行っています。

施設概要(2011年4月現在)

設置 主体 社会福祉法人博愛社 理事長 長野 泰信
特別養護老人ホーム(従来型) 施設長 西岡 浩二
開 設 日 1998年4月1日
入居 定員 73名(6ユニット) ショート12名(1ユニット)
職 員 数 68名  施設長1名 介護職員47名(常勤換算約40名)
相談員2名 看護師5名(3.9名) 管理栄養士1名 機能訓練指導員1名
事務・管理・管直他11名
住    所 〒532-0028 大阪市淀川区十三元今里3-1-88
連 絡 先 電話06-6301-8901 ファックス06-6301-8907
ア ド レ ス hakuainosono@hakuaisha-welfare.net
建物 構造 鉄筋コンクリート造り 4階建て(一部5階建て)
建物 用途 1~3階 特別養護老人ホーム  4階 ケアハウス 5階 洗濯室

博愛の園は1~3階を利用しています。4階はケアハウスはくあい(定員29名)です。博愛の園は従来型の施設ではありますが、1998年の開設時より児童養護施設の小舎制をモデルにグループケア(ユニットケア)を行えるように、7つのデイルームに台所や浴室大小合わせて6ヶ所設置し、小グループ(12名程度)で日常生活が行えるような設備となっています。また、4人部屋もパーテーションで区切り個室化しています。個室も36室としてプライバシーへの配慮を行っています。

特別養護老人ホーム写真 特別養護老人ホーム写真

2、3階の東廊下に玄関を設置しました。職員の手作りで材料費は一つ一万円の力作です。

博愛の園での取り組み

特別養護老人ホーム写真

一般的に施設 (特に特別養護老人ホーム) では、ホスピタリズム (施設病) 、ノーマライゼーション、 個別化等、施設ケアを見直そうと言われ続けて来ました。博愛の園でも様々な取り組みを行ってきましたが、 結果的には施設完結の集団ケアに終始していました。2006年度よりユニットケアの取り組みを仕切りなおして実施しています。

① 職員の増員 ケアワーカー(常勤・非常勤)を増員し、夜勤を除くすべての業務を各ユニットで完結出来るようにしました。(介護職員常勤換算数39.8名)

② ユニット費の創設 月額(各ユニット入居者数+職員数×1.000円)

③ しつらえの変更 各ユニットの職員の気づきから、生活環境を家庭的に変更しています。職員がお年寄りと一緒に過ごすことが、しつらえの変更の本当の目的です。

④ 食と手当てと看取りの見直し

Ⅰ食 厨房の直営化により、食材・調理方法を見直し、より美味しい食事の提供とユニットでの調理の機会を多くすることで、お年寄りに五感で楽しんでいただく食事作りに取り組んでいます。
Ⅱ手当て 医師・看護師・介護職員。その他職員が連携し、医療と介護の協働に努めています。
Ⅲ看取り お年寄り本人と家族さんの意向に沿って、全職種が連携し穏やかな終末を迎えて頂くように取り組んでいます。

特別養護老人ホーム写真 特別養護老人ホーム写真
 2009年7月に阪急神崎川駅の三津屋商店街、生活屋横にサロン「おいで屋」を開設しました。

⑤ 職員研修 内部研修(月1回職員会議にてグループワーク、外部講師の講演等)、 在宅部門との交換研修(1ヶ月)、実践報告会(年1回)外部研修(認知症介護実践者・リーダー研修、 大阪市宅老所連絡会学習会、兵庫県宅老所・GH・グループハウス連絡会学習会、 全国ユニットケアセミナー、全国ユニットケア実践報告会等に参加しています)

⑥ ショートユニットの事業所化
ショートユニットを1事業所として位置付け、地域生活支援に取り組み、施設ケアの見 直しのモデルユニットとして位置付けています。

⑦ 広域ネットワークの構築
東北大震災を教訓に、災害時の連携・支援の広域ネットワーク【おたすけネット】の構築に参画しています。 (丹後園・西ノ京苑・オレンジ荘 他 )

⑧ 経営方針の見直し
社会福祉法人として、事業継続可能な範囲での収支差を目標として、福祉企業的な利益 追求はせず。介護の質の向上と職員処遇の改善に取り組んでいます